人と比べるのをやめた瞬間、人生は静かに豊かになる
- 奧村 哲次

- 2025年12月8日
- 読了時間: 3分

私は随分前から“人と比べる”という習慣を手放している。
理由はシンプルだ。
他人と比べると、「羨ましい」「嫉妬」「焦り」といった、
人生に不要な感情が生まれてしまうからだ。
もちろん、ゼロにすることは難しい。
人間だから、ふと比較してしまう瞬間はある。
ただ私は、比べる対象を
「他人」から「昨日の自分」へ と変えた。
■ 比べるなら、“昨日の自分”
今日の自分が、昨日より1ミリ成長していればそれでいい。
誰かの基準ではなく、自分の基準で生きる。
・昨日より丁寧に生きられたか
・昨日より心が軽くなったか
・昨日より前に進めたか
成長は競争ではなく、内側の積み重ねだ。
■ 羨ましさは「行きたい方向」を示すサイン
羨ましいという感情は、否定しなくていい。
「羨ましいなら、自分もその領域に到達すればいい。」
羨望も嫉妬も、ネガティブではなく、
自分が望む未来の方向指示器 として使えばいい。
■ “憧れ”は、知らないうちに自分の限界をつくる
そしてもう一つ。
私は人に“憧れすぎる”ことも手放した。
憧れるというのは、
「相手を自分より上の存在として扱う」ということだ。
これは無意識に、
自分はそこには届かない、という限界線を引く行為でもある。
WBCで大谷翔平選手がチームに伝えた言葉は象徴的だ。
>「今日だけは、憧れるのをやめましょう。」
大谷選手は、
自分たちが倒すべき相手に対して、
尊敬はしつつも“越えられない存在”にしてしまわないように、
チーム全員にそう伝えた。
憧れは悪くない。
しかし、それが“崇拝”に変わった瞬間、
人はその相手を追い越せなくなる。
だから私は、憧れを
「方向を示すサイン」に留める と決めている。
■ 物欲への向き合い方
物欲に関しても、人とは比べない。
高価=良いもの、流行=正解
ではなく、
>「本当に必要なのか?」
と、自分の本音に問いかける。
価格やブランドではなく、
“中身・思想・背景”で選ぶ。
これだけで、比較はほぼ消える。
■ 幸福度の尺度を下げると、比べる必要がなくなる
幸福度の基準を下げると気づく。
>「自分の人生、すでにけっこう幸せだ。」
・普通にご飯が食べられる
・健康でいられる
・仕事がある
・応援してくれる人がいる
・小さな楽しみが日常にある
これだけで十分豊かだ。
外の世界を見るから羨ましくなる。
内側を見るほど、比べる必要がなくなる。
■ その他の“比べない生き方”
・SNSの成功と比べない
・友人の出世に焦らない
・年収や肩書より“心の豊かさ”を見る
・人生はマラソン。ペースは人それぞれ
・競争より「静かな誇り」を大切にする
比べるのをやめると、人生は驚くほど穏やかになる。
■ まとめ
人と比べないとは、無関心になることではない。








