若い世代から見て、40代・50代が生き生きして見える理由
- 奧村 哲次

- 1月26日
- 読了時間: 5分
――そして、奥村哲次から伝えたい、いくつかの大切なこと

最近、若い世代の人から、こんなことを言われることが増えました。
「40代、50代なのに、なんでそんなに楽しそうなんですか?」
「疲れていないんですか?」
正直に言います。
体力は落ちていますし、不安がゼロなわけでもありません。
それでも、生き生きして見えるとしたら――
それには、はっきりとした理由があります。
なぜ40代・50代は、生き生きして見えるのか
結論から言うと、理由はとてもシンプルです。
「他人の人生を生きるのを、やめた人が増える年代」だから。
若い頃はどうしても、
正解を探す
評価を気にする
周りと比べる
これは自然なことです。
社会で生きていく以上、必要なプロセスでもあります。
でも40代・50代になると、多くの人が一度はこう思います。
「このまま続けて、本当にいいんだろうか?」
ここで初めて、人生を自分の視点で見直す人が現れます。
この“自分軸に切り替わった感じ”が、若い世代には「余裕」「楽しそう」に見える。
生き生きしている大人は、実はポジティブではない
ここで一つ、誤解を解いておきたい。
生き生きしている40代・50代は、
決して「常に前向き」「元気いっぱい」な人たちだけではありません。
むしろ、
不安もある
体力も落ちた
未来が見えない瞬間もある
それでも、自分に嘘をつかなくなった人です。
私はIT業界で20年以上働き、
病気も、経営のどん底も、一人で決断し続ける孤独も経験しました。
だから断言できます。
生き生きしている人の正体は、「強い人」ではなく「誤魔化さなくなった人」です。
ここで、どうしても伝えたい補足①
――若い世代は「正解を急ぎすぎている」
これは批判ではありません。
今の社会構造が、そうさせていると感じています。
検索すれば答えが出る
SNSを開けば成功事例が流れてくる
比較対象が無限にある
だから無意識に、
「正解はどこかにある」「早く見つけないと置いていかれる」
そう感じてしまう。
40代・50代が知っている“不都合な真実”
年を重ねて分かることがあります。
人生の正解は、後からしか分からない。
もっと言えば、正解だったように「編集される」だけです。
若い頃に選んだ道が、
その時は失敗に見えて
後から武器になる
そんなことは、いくらでもあります。
点は、前を向いているときには繋がらない。
後ろを向いたときに、初めて意味を持つ。
これは、年を重ねた側だからこそ分かる感覚です。
ここで、さらに踏み込んで伝えたい補足②
――正解を「お金を稼ぐこと」にしていないだろうか
もう一つ、とても大切なことがあります。
今の若い世代は、
正解=「お金を稼ぐこと」になりやすい。
これも、責める話ではありません。
年収
売上
フォロワー数
バズったかどうか
数字で評価される世界にいるからです。
誤解しないでほしい。「お金は大事」です
私ははっきり言います。
お金は大事です。
生活を守る
選択肢を増やす
無理をしなくて済む
これは現実です。
ただ、40代・50代になって強く感じるのは、これです。
お金は「目的」にすると苦しくなる。「結果」にすると、うまくいく。
稼いでいるのに、しんどそうな大人がいる理由
40代・50代になると、こういう人をよく見かけます。
それなりに稼いでいる
社会的評価もある
周りからは成功者に見える
でも、本人はどこか苦しそう。
理由は単純です。
お金を正解にしたまま、走り続けてきたから。
ゴールを「稼ぐこと」に置くと、
ゴールは一生更新され続けます。
これは、終わらないレースです。
生き生きしている40代・50代は、ここが違う
若い世代から見て生き生きしている人たちは、
お金を否定しない
でも、人生の軸にしない
正解を一つにしない
という距離感を持っています。
彼らにとってお金は、
人生を豊かにする「道具」であって、人生の「答え」ではない。
奥村哲次からの、現実的な助言
もし今、
早く稼がなきゃ
結果を出さなきゃ
周りに追いつかなきゃ
そう焦っているなら、
ひとつだけ考えてみてください。
今やっていることは、5年後の自分を助けてくれるだろうか?
40代・50代になって効いてくるのは、
人との信頼
積み上げた技術
思考の癖
失敗から得た感覚
これらは、すぐにお金にならないものです。
でも、後から一番強い。
だから、無理に変わらなくていい
最後に、若い世代にも、同世代にも伝えたい。
無理に人生を変える必要はありません。
ただ、
やりたくないことを続けない
自分の時間を雑に扱わない
正解を急がない
正解を一つにしない
これだけで、人生の手触りは確実に変わります。
結論
若い世代から見て40代・50代が生き生きして見える理由は、
正解を急がなくなった
正解をお金だけにしなくなった
他人軸を手放した
この3つを、時間をかけて身につけたからです。
そしてこれは、年齢の問題ではありません。
今、この瞬間からでも始められることです。
人生は、
どれだけ稼いだかで終わるものではない。
どう生きたかで、
静かに、でも確実に評価されるものだと、私は思っています。
もしあなたが、
「これは他人への話ではなく、自分への問いだと感じた」
「この違和感を、行動や生き方の設計にまで落としたい」
そう思ったなら――
ここまで読んで、少しでも整理されたなら十分です。
このブログは、毎週月曜 朝9時に更新しています。
また必要なときに、戻ってきてください。
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