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僕は今も、サーフトリップの途中──カオス社会に漂流しないための問い

更新日:8月28日

サーファーが波に挑む姿と、カオスな現代社会を象徴するデジタルアートの合成イメージ。
波に乗るように、社会のカオスを乗りこなす──サーフトリップ思考で見つける、生き残るための羅針盤。

(副題:「やりたいことだけじゃ、生きていけないのか?」)



「本当に“やりたいこと”だけをやり続けていて、大丈夫なのか?」


最近、心の底からそう感じる。

これはただの不安じゃない。

日本社会そのものが、もう“壊れかけている”という実感だ。




僕という人間の現在地


僕は株式会社ラフティというITコンサル会社を一人で経営している。

営業部隊ゼロ、社員ゼロ、外注BPO化。

自分の頭で考え、自分の手で組み立て、自分の人生で実装してきた。


だけど、「やりたいことだけをやる」だけでは生き残れない。


いくら正しいことをしていても、

それが“伝わらなければ”、事業としては成り立たない。


キャッシュが回らなければ、挑戦は続かない。

お金の悩みは、すべての思考力と創造力を奪っていく。


人生は「お金を稼ぐため」にあるわけじゃない。

でも、お金の悩みに支配されたら、本当にやりたいことは見失う。



僕のこれまで(すべて自分の力で創ってきたもの)

プロダクト開発・サービス構築

  • 日本初|ブラウザだけで完結する音声メモAI要約アプリ → Web Speech APIで開発。PC・スマホ共にインストール不要。 → キャンペーン期間中は自動割引、紹介者還元まで自作のシステムで実装。

  • 世界初|廃棄ペットボトルから“透明サーフボード”を開発 → 再生素材を使い、日本国内で1本ずつ手作りの受注生産。 → 注文受付〜紹介制度〜納期管理〜顧客メール〜紹介キャッシュバックまで完全自動化。

  • ファイル丸ごと翻訳アプリ → 独自翻訳エンジン+圧縮&分解技術を実装。 → 大手企業で約9年間正式採用された実績あり。

  • モチベーションブログ → 月額220円で継続配信。読者のモチベーション維持・自己変革をサポート。

出版・メディア

  • 書籍『乗り越え力』出版 → Yahoo!ニュースに3回掲載、ビジネス誌にも多数登場。

  • 企業躍進マガジン『CompanyTank』コラム連載中

  • 自社紹介マンガ『中年チャンプ』企画・公開

ITコンサル・業務システム構築

  • 売上予測エンジン → 顧客データ・受注履歴から将来の売上を高精度予測。

  • 勤務計画自動作成システム → 人員配置やシフト作成を自動化、管理者の作業を90%削減。

  • POSレジ刷新プロジェクト(22億円規模)の全体コントローラー → 要件定義〜導入〜運用定着まで一貫して管理。

  • その他ITコンサル多数 → 受発注・在庫・顧客管理、マーケティング自動化、業務効率化など幅広く支援。


それでも問わずにはいられない


これらすべて、“意味がある”と信じてやってきたことばかりだ。

でも今、その“意味”が社会に伝わっているか?

必要とされているか?

本気で、自問自答している。


なぜなら──社会そのものが、壊れかけている。


  • 就職・転職エージェントが異常に多い 

なぜか?──「情報を右から左へ流せば、儲かる」からだ。 登録者は“人材”ではなく、“商品”として売買されている。

  • AIやITが“言葉”ばかり先行し、「できもしないもの」が評価される 

見た目と話術が上手な人が勝ち、本物の技術者は黙っているだけでは伝わらない。

  • 社会は“口だけ”で動く人に甘く、本当に手を動かしている人に冷たい

  • 詐欺、通り魔、強盗──日本の治安はもう安全とは言えない

  • 政治は責任を取らない 

参院選の敗北時にも責任転嫁論が横行。 

そもそも責任を取る姿勢を持つ政治家が少ない。 

裏金・献金・癒着──こうした構造が未来を腐らせている。 

農業政策の裏にある“票田保護”も、誰のための政治かを見失わせている。

  • AIを目的化した無意味な導入が蔓延 

「とりあえずAIを入れたい」という会話は、事業目的のない投資の典型。 

もっとも無意味で、もっとも浪費的だ。

  • ChatGPTを“万能神”のように信じきる風潮 

今、ChatGPTはエージェント化が加速し、「人間は何をすべきか」という本質的な認識が揺らいでいる。 

僕はChatGPTをアドバイザーとして使う。だが“考えること”をAIに丸投げすれば、人間の価値は消える。

  • 実装力の価値が軽視される時代 

本来、実行力ある実装者こそ評価されるべきだ。 

資料だけ作るコンサルや、要件待ちのプログラマーはAIに代替されるのは必然だが、 「設計」と「実装」の両刀を持つ人は、これから最も重要な存在になる。 しかし現実には、その両刀人材の価値を判断できず、彼らすらふるい落とされる──間違った時代が進行している。



僕は今も、この“サーフトリップ”の途中にいる。


サーフィンには「波を求めて旅をする」という文化がある。

それは、自分の“芯”を問い直す旅でもある。


僕の仕事も同じだ。

常に問い直し、環境を感じ、乗るべき波を見極めて、

今、この瞬間にパドルをする。


正しさを信じて、やりたいことを貫きながら、

「それが社会に届く形とは何か?」を、ずっと問い続けている。


スティーブ・ジョブズがくれた言葉


そして──

その答えを探す中で、ふと心に刺さった言葉がある。

僕が敬愛するスティーブ・ジョブズの、こんな言葉だ。


> “The only way to do great work is to love what you do.”

> 「素晴らしい仕事をする唯一の方法は、自分のやっていることを愛することだ。」


そしてもうひとつ。

彼がスタンフォード大学の卒業式で、最後に残したこの言葉も忘れられない。


> “Stay hungry, stay foolish.”

> 「ハングリーであれ。愚かであれ。」


今の僕の答え

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