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「70歳を過ぎても働きたい。」

8月24日
読了時間: 8分
夕暮れの海を眺めながらサーフボードを持つ男性と、「70歳を過ぎても働くことが幸せになる時代へ」というタイトルを配置したブログ画像
70歳を過ぎても、挑戦は終わらない。 働くことが、生きる喜びになる時代が始まっている。

そんな時代が、もう始まっている。

私が子どもの頃、60歳や65歳という年齢は、「仕事を終える年齢」でした。

定年退職を迎え、退職金をもらい、年金を受け取りながら、趣味を楽しみ、旅行に行き、のんびり暮らす。

それが「成功した人生」であり、「幸せな老後」の象徴だったように思います。

私自身も、その価値観の中で育ってきました。

だから20代、30代の頃は、

「60歳を過ぎたら仕事は引退する」

そんな未来を、何の疑いもなく想像していました。


49歳になって変わった考え方

しかし、49歳になった今。

その考え方は180度変わりました。

むしろ私は、

70歳を過ぎても、80歳を過ぎても、自分が好きな仕事を続けていたい。

そう思うようになりました。

もちろん、生活のためだけに働くという意味ではありません。

好きだから続けたい。

誰かの役に立てるから続けたい。

自分自身が成長できるから続けたい。

まだ見たことのない景色を見たいから、挑戦し続けたい。

そんな働き方です。

「働く」という言葉には、どこか苦しいイメージがあります。

我慢する。

会社に行かなければならない。

生活費を稼がなければならない。

嫌なことでも耐えなければならない。

しかし、本来の仕事は、それだけではないはずです。

誰かに必要とされること。

自分の知識や経験を使って、人の役に立つこと。

自分ができなかったことを、少しずつできるようにしていくこと。

そこには、お金だけでは測れない喜びがあります。


昔と今では、年齢の意味が違う

昔と今では、社会そのものが大きく変わりました。

医療は進歩し、人が健康に生活できる期間も長くなっています。

AIが急速に普及し、仕事の内容や働き方も大きく変わっています。

かつては、体力や作業量が大きな価値を持つ仕事も多くありました。

しかし、これからは経験、知識、判断力、人との信頼関係、そして物事を構造的に考える力が、より重要になると思います。

つまり、年齢を重ねることが、そのまま弱みになる時代ではありません。

積み重ねてきた経験を活かすことができれば、年齢は大きな武器になります。

もちろん、過去の経験にしがみついているだけでは価値にはなりません。

昔の成功体験だけを語り、新しい技術や価値観を受け入れなければ、経験はむしろ成長を止める原因になります。

大切なのは、これまでの経験を持ちながら、新しいことを学び続けることです。

経験と好奇心。

この二つを持ち続けることができれば、70歳でも80歳でも、社会に価値を提供できるのではないでしょうか。


65歳で人生の本番は終わるのか

一方で、定年という制度だけを見ると、昔の価値観がまだ色濃く残っています。

60歳や65歳になったら一区切り。

もちろん、会社の制度として定年が必要な場合もあるでしょう。

しかし、人生100年時代と言われる今、本当に65歳で「人生の本番」が終わるのでしょうか。

もし100歳まで生きるなら、65歳からでも35年あります。

35年という時間は、決して短くありません。

新しい会社を一つ創ることもできます。

まったく違う技術を学ぶこともできます。

資格を取ることもできます。

本を書くこともできます。

新しい仕事を始めることもできます。

世界一周だってできます。

サーフィンだって、まだ何千回と海へ入れるかもしれません。

そう考えると、65歳で「引退」と決めてしまうことが、少しもったいなく感じるのです。


問題は、働くことではない

ただし、70歳を過ぎても働く時代が良いと言っても、

「年金だけでは生活できないから、死ぬまで働かなければならない」

という社会を肯定したいわけではありません。

経済的な事情だけで、嫌な仕事を続けなければならない状態は、幸せとは言えません。

私が考えているのは、働くことを強制される社会ではなく、

働きたい人が、年齢に関係なく働ける社会です。

週に5日、朝から晩まで働く必要もありません。

週に1日でもいい。

一日に数時間でもいい。

誰かの相談に乗るだけでもいい。

自分の経験を若い世代へ伝えることでもいい。

文章を書くことでもいい。

地域活動に参加することでもいい。

誰かに価値を提供し、自分が社会とつながっていると感じられること。

それも立派な「仕事」だと思います。


49歳で新しい業界へ飛び込んだ

私は現在、新しい会社で金融ITコンサルタントとして働いています。

49歳で、これまでとは異なる金融業界へ飛び込みました。

金融業界での経験は、まだほとんどありません。

知らないことばかりです。

覚えることも山ほどあります。

会議に出れば、初めて聞く言葉もあります。

資料を読んでも、すぐには理解できないことがあります。

これまでの経験だけでは通用しない場面もあります。

それでも、毎日が新鮮です。

分からなかったことが、少しずつ分かるようになる。

点と点だった情報が、ある瞬間につながる。

昨日まで見えなかった構造が、今日は少し見えるようになる。

そこに、成長する楽しさがあります。


一つの仕事だけが人生ではない

一方で、創業した会社では、廃棄ペットボトルを活用した透明サーフボードという環境事業も続けています。

ブログも書きます。

本も出版しています。

SNSでも自分の考えを発信しています。

休日はサーフィンへ行きます。

20代の頃より、今の方が忙しいかもしれません。

しかし、不思議なくらい毎日が楽しいのです。

会社員か、経営者か。

仕事か、趣味か。

本業か、副業か。

以前は、そうしたものを明確に分けて考えることが一般的でした。

しかし、これからの人生は、もっと複数の役割を持ってもいいのではないでしょうか。

会社員として働きながら、事業を続ける。

仕事をしながら、本を書く。

サーフィンを楽しみながら、環境問題について発信する。

一つの肩書だけで、自分の人生を説明する必要はありません。

複数の仕事や活動を持つことが、長く働き続けるための支えになると思っています。


楽しい時は、成長している時

最近、あることに気付きました。

「楽しい」と感じる時は、自分が成長している時です。

最初はできなかったことが、できるようになる。

分からなかったことが、分かるようになる。

知らなかった人と出会う。

新しい考え方に触れる。

失敗しながらも、昨日より少し前に進む。

そういう時、人はワクワクします。

逆に、毎日がつまらないと感じる時は、成長が止まっている時なのかもしれません。

同じ仕事を繰り返していることが悪いわけではありません。

しかし、自分の中に変化がなく、学びもなく、挑戦もなくなってしまえば、仕事は単なる作業になります。

だから私は、仕事を辞めることを目標にはしません。

成長を辞めないことを目標にしています。


これからは「何歳まで挑戦するか」

昔は、「何歳まで働くか」が人生のテーマでした。

60歳まで働く。

65歳まで働く。

それからは老後を過ごす。

しかし、これからは違います。

大切なのは、

何歳まで働くかではなく、何歳まで挑戦したいか。

こちらの方ではないでしょうか。

年齢は、人生を制限する数字ではありません。

新しい挑戦を始める理由にもなります。

49歳だから遅い。

60歳だから遅い。

70歳だから遅い。

そんな時代ではなくなりました。

AIの登場によって、知識を得るスピードは大きく変わりました。

インターネットを使えば、世界中の情報に触れることができます。

オンラインで学び、発信し、商品を販売し、世界中の人と仕事ができます。

体力が落ちたとしても、知識や経験を使って価値を提供する方法は、いくらでもあります。

だからこそ、挑戦しない理由を年齢に求める時代ではないのです。


私は100歳でもサーフィンをしていたい

私は150歳まで生きたいと思っています。

そして100歳で現役サーファーとして、ギネス世界記録に挑戦したい。

一見すると、冗談のように聞こえるかもしれません。

実際に150歳まで生きられるかどうかは、誰にも分かりません。

100歳でサーフィンができる保証もありません。

それでも、大きな目標を持つことには意味があります。

100歳でもサーフィンをしたいと思えば、今日の健康を大切にできます。

70歳でも仕事をしたいと思えば、今から新しい知識を学べます。

80歳でも誰かの役に立ちたいと思えば、今から人との信頼関係を大切にできます。

未来の目標が、今日の行動を変えてくれるのです。

目標がある人は、毎日に意味が生まれます。

夢がある人は、年齢を言い訳にしません。


「老後」ではなく、人生が続いていく

昔は、「老後」という言葉がありました。

現役時代が終わり、その後に老後が始まる。

人生が二つに分かれているような考え方です。

しかし、これからは「第二の人生」ですらないのかもしれません。

仕事をしている時も人生。

会社を辞めた後も人生。

新しい仕事を始める時も人生。

趣味に夢中になる時も人生。

誰かを支える時も人生。

人生は途中で区切られるのではなく、そのまま続いていきます。

だから私は、

「何歳まで働くか」ではなく、

「何歳までワクワクし続けられるか」

を大切にしたいと思っています。

70歳を過ぎても。

80歳を過ぎても。

誰かの役に立ち、自分自身も成長を楽しみながら生きていく。

仕事と遊びを完全に分けるのではなく、どちらにも夢中になれる人生を送る。

そんな人生の方が、私は幸せだと思っています。

働くことが苦痛ではなく、生きる喜びの一つになる時代。

年齢を重ねることが、衰えることではなく、経験を積み重ねることになる時代。

そんな新しい価値観が、すでに始まりつつあるのではないでしょうか。

あなたは、70歳になったとき、どんな毎日を送っていたいですか。

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