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Chapter 6 
デモ環境運用ルール

Chapter 6

このChapterで定義するのは、
デモ環境の役割を明確に限定するための運用ルールである。

デモ環境は、
テストのためでも、実験のためでもない。

 

説明し、理解を揃え、合意を取るための環境である。

6-1. デモ環境の役割は「説明」だけである

デモ環境の目的は一つである。

判断結果を、関係者に正しく説明すること

  • 動作イメージを共有する

  • 操作感を見せる

  • 認識のズレをその場で発見する

検証や性能確認は、
デモ環境の役割ではない。

6-2. デモ環境で新しい判断をしてはいけない

デモ環境では、

  • 仕様を変える

  • その場で直す

  • 思いつきで調整する

ことを禁止する。

新しい判断が必要になった場合は、
必ず Backlog に戻す。

デモは判断の場ではなく、
判断を確認する場である。

6-3. デモ用コードは「正規コード」ではない

デモ環境では、

  • 見せやすさ

  • 説明しやすさ

  • 操作の分かりやすさ

を優先して、
一時的な調整を行うことがある。

これらのコードは、
正規運用コードではない。

 

必ず、

  • デモ専用

  • 本番混入禁止

として扱う。

6-4. デモ環境と検証環境を混在させない

デモ環境を、

  • テスト代わりに使う

  • 検証を兼ねる

  • 本番前の最終確認に使う

ことを禁止する。

検証は Staging、
運用は Production、
説明は Demo。

役割を混在させると、
判断と責任が曖昧になる。

6-5. 合意形成の記録は Backlog に戻す

デモの結果、

  • 合意できた点

  • 修正が必要な点

  • 保留事項

が発生する。

これらは、
必ず Backlog に戻して判断として確定させる。

デモ環境に、
合意の痕跡を残してはいけない。

6-6. デモ環境は「説明責任」を果たすためにある

デモ環境は、

  • 顧客に対して

  • 社内関係者に対して

  • 後から参画する人に対して

説明責任を果たすための装置である。

理解が揃っていれば、
実装や運用で迷いは生まれない。

まとめ

  • デモ環境の目的は説明と合意形成

  • 検証・実験・運用と混在させない

  • デモ中に新しい判断をしない

  • デモ用コードは正規運用に混ぜない

  • 合意結果は必ず Backlog に戻す

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