SNSでよく見る“好条件PM案件”の裏側。あれが成立しない構造を説明する
- 奧村 哲次

- 12 時間前
- 読了時間: 4分

最近、SNSでよく見かけるようになりました。
「フルリモート」
「週2〜」
「高単価」。
一見すると理想的な働き方に見えるかもしれません。
実際、忙しい日常の中でこういう条件を見ると、
「こんな働き方ができたらいいな」と感じるのは自然なことです。
でも私は、こういう案件を見るたびに思います。
👉「これ、構造的に成立していないな」と。
少し厳しい言い方になりますが、これは個人の努力やスキルの問題ではありません。
そもそも前提となる設計が崩れているケースがほとんどです。
その結果、案件に入った人が消耗し、
「PMはもうやりたくない」と感じてしまう。
こうした話を、私は何度も現場で見てきました。
では、何がズレているのか。
まず押さえておきたいのは、PMという役割の本質です。
多くの現場では、
PMを
「進捗管理をする人」
「会議を回す人」
「スケジュールを引く人」
と捉えています。ですが本来のPMは違います。
👉プロジェクトの“結果”に責任を持つ存在です。
つまり、やるべきことはこうです。
・スコープを定義する
・リスクを事前に潰す
・意思決定の構造を設計する
・ステークホルダーをコントロールする
ここまでやって、初めてPMと言えます。
単なる管理ではなく、「構造を設計するポジション」です。
ここで、冒頭の“好条件案件”に戻ります。
フルリモート、週2稼働、高単価。
条件だけを見ると魅力的に見えますが、
この時点で一つの矛盾が生まれています。
👉責任の重さと、関与の深さが一致していない。
プロジェクトの結果に責任を持つ人間が、部分的な関与で成立するでしょうか。
週2日だけ関わる人間に、意思決定の主導権を預けるでしょうか。
ステークホルダー調整やリスク対応が、断続的な関与で回るでしょうか。
答えはシンプルです。
👉成立しません。
ここまで読んでいただいて、
「なんとなく違和感はあるけど、どこがダメなのか言語化できない」
そう感じている方も多いと思います。
実はこのあとに出てくる内容が、このテーマの核心です。
👉 なぜ“好条件案件”が成立しないのか
👉 なぜPMが消耗する構造になるのか
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