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  • 毎日、自分に問いかけ続ける。

    昨日の自分を超えることだけが、本当の成長。今日も、自分自身に問いかけ続ける。 ── 今日の私は、昨日より成長したか。 ── ■ はじめに 人生は、思っている以上に早く過ぎていきます。 昨日と同じような毎日を過ごしていると、気が付けば一週間が終わり、一か月が終わり、一年が終わっています。 忙しい毎日の中で、本当に大切なことを忘れてしまうこともあります。 だから私は、一つだけ忘れないようにしたい言葉があります。 「今日の私は、昨日より成長したか。」 これは誰かのためではありません。 未来の自分自身へ問いかけ続ける言葉です。 ■ 成長したいと思い続けてきた人生 人生を振り返ると、私はこれまで何度も「成長したい」という言葉を口にしてきました。 勉強もそうでした。 仕事もそうでした。 起業もそうでした。 病気を乗り越えた経験も、サーフィンも、新しいことへの挑戦も、すべて「昨日の自分を超えたい」という気持ちが原動力でした。 しかし、最近ふと考えることがあります。 人は、本当に毎日成長できているのだろうか。 毎日忙しく過ごし、一日が終わる頃には疲れ切っている。 気が付けば一週間が終わり、一か月が終わり、一年が終わっている。 そんな日々を過ごしていると、「成長したい」と思っていたはずなのに、目の前の仕事や生活をこなすだけで精一杯になってしまうことがあります。 ■ 私が決めた、たった一つの目標 だから私は、一つの目標を決めました。 「毎日、自分に問いかけ続ける。」 その問いは、たった一つです。 「今日の私は、昨日より成長したか。」 この問いに正解はありません。 誰かに評価してもらうものでもありません。 SNSの「いいね」の数でもありません。 会社での役職でもありません。 年収でもありません。 比べる相手は、昨日までの自分だけです。 昨日より少しでも冷静に考えられた。 昨日より少しでも相手の話を最後まで聞けた。 昨日より少しでも新しい知識を身につけた。 昨日より少しでも感情をコントロールできた。 昨日より少しでも失敗から学べた。 もし、一つでも「できた」と思えることがあるなら、その一日は価値のある一日です。 ■ 成長は、順風満帆な時だけではない 反対に、うまくいかない日もあるでしょう。 イライラしてしまう日。 失敗する日。 思うような結果が出ない日。 「今日は全然だめだったな」と思う日もあります。 でも、それで終わりではありません。 その事実に気づけたということは、次に改善できるということです。 私はこれまでの人生で、決して順風満帆だったわけではありません。 思い描いた通りに進まなかったことも数え切れないほどあります。 苦しい時期もありました。 壁にぶつかったこともありました。 それでも振り返ると、自分を一番成長させてくれたのは、「うまくいった経験」だけではありませんでした。 むしろ、思い通りにならない時間や、自分自身と向き合わなければならなかった時間が、人としての器を少しずつ広げてくれたように思います。 だから今は、どんな一日であっても無駄にしたくありません。 楽しい日も。 苦しい日も。 忙しい日も。 穏やかな日も。 そのすべてを、自分の成長につなげたいと思っています。 ■ 一ミリの成長が、一年後の自分を変える もちろん、人は毎日劇的に変わるわけではありません。 昨日より一〇〇点良くなることはないでしょう。 でも、一ミリでも前に進めたなら、それは立派な成長です。 その一ミリを積み重ねた一年後は、きっと想像以上に大きな変化になっています。 私たちは未来を完璧に予測することはできません。 これからどんな出会いがあるのか。 どんな仕事をするのか。 どんな挑戦をするのか。 それは誰にも分かりません。 だからこそ、未来を心配するよりも、今日という一日に集中したい。 今日、自分は何を学んだのか。 今日、自分はどんな考え方を身につけたのか。 今日、自分はどんな人間になれたのか。 その積み重ねが、未来の自分をつくっていくのだと思います。 ■ おわりに この文章は、誰かを励ますためだけに書いたものではありません。 未来の自分自身へのメッセージでもあります。 忙しくなった時。 迷った時。 立ち止まりそうになった時。 この文章を読み返し、自分に問いかけたいと思います。 「今日の私は、昨日より成長したか。」 もし胸を張って「はい」と言えたなら、その日は最高の一日です。 もし「まだ足りない」と思ったなら、それもまた明日への成長の種です。 人生は、誰かとの競争ではありません。 昨日の自分を少しずつ超えていく、その積み重ねこそが、本当の成長なのだと私は信じています。 だから、私の目標はシンプルです。 毎日、自分に問いかけ続ける。 「今日の私は、昨日より成長したか。」 この問いを忘れない限り、どんな環境にいても、私は前へ進み続けられると信じています。

  • 学年175位だった私が知った「頭の良さ」の正体

    178人中175位だった私が学んだこと。 人生を変えたのは才能ではなく、「正しい努力」だった。 「自分は頭が悪い」 そう思ったことはありませんか? 勉強が苦手。 学歴がない。 周りには自分より優秀な人ばかり。 だから、 「自分には無理だ」 と思ってしまう。 実は私もそうでした。 なぜなら私は、中学2年の学期末テストで、 178人中175位 だったからです。 後ろには3人しかいません。 誰が見ても勉強ができる生徒ではありませんでした。 今日は、そんな私が後に公立高校受験でほぼ満点に近い点数を取るまでに経験したことを通じて、 「頭の良さの正体」 についてお話ししたいと思います。 175位という現実 順位表を見た瞬間のことは今でも覚えています。 178人中175位。 正直、恥ずかしかった。 でも、それ以上にショックだったのは、 「やっぱり自分は頭が悪いんだ」 と思ったことでした。 当時の私は、勉強が嫌いでした。 授業も何となく聞いているだけ。 家に帰ってもほとんど勉強しない。 目標もない。 将来の夢もない。 今思えば当然の結果です。 しかし当時は、 成績が悪い理由を 「能力のせい」 だと思っていました。 人生を変えた悔しさ 転機は中学3年生でした。 ある先生の言葉がきっかけでした。 詳しい内容は覚えていません。 しかし、 「このままでは終われない」 と思うには十分でした。 悔しかったのです。 本当に悔しかった。 その日から私は変わりました。 勉強を始めました。 朝も勉強。 夜も勉強。 休日も勉強。 友達が遊んでいる時間も勉強。 特別な才能があったわけではありません。 ただ、 「見返したい」 という気持ちだけは誰にも負けませんでした。 努力しても、すぐには結果が出ない 努力すればすぐ結果が出る。 そんな綺麗な話ではありません。 中学3年の12月。 受験直前の実力テスト。 順位は51位でした。 175位から考えれば大きな成長です。 しかし、まだトップではありません。 それでも私は感じていました。 昔とは明らかに違う。 問題が解けるようになっている。 理解できるようになっている。 覚えられるようになっている。 つまり、 能力が変わったのではなく、 能力を引き出せる状態になってきたのです。 公立高校受験で起きたこと 受験当日。 私は今まで積み重ねてきたことを信じて試験に臨みました。 結果は、 全教科合わせても数問しか間違えませんでした。 中学2年の学期末で175位だった人間が、 ほぼ満点に近い点数を取ったのです。 そのとき私は気づきました。 今まで思っていた 「頭が良い人」 のイメージが間違っていたことに。 頭の良さとは何か 私は昔、 頭の良い人は生まれつき違うと思っていました。 しかし、自分自身の経験から断言できます。 多くの場合、 人は能力不足で結果が出ないのではありません。 正しい努力の仕方を知らないだけです。 勉強方法を知らない。 継続方法を知らない。 目標設定が曖昧。 努力の方向がズレている。 だから結果が出ない。 しかし結果が出ない理由を、 「頭が悪いから」 で片付けてしまう。 それが一番もったいないのです。 社会人になってからも同じだった 実はこの経験は社会人になってからも何度も繰り返されました。 私はIT業界に入ると決めたときも未経験でした。 周囲には優秀な人がたくさんいました。 知識も経験もありませんでした。 だから勉強しました。 朝から夜まで勉強しました。 時給400円程度の研修時代も経験しました。 それでも学び続けました。 結果として、ITコンサルタントとして多くのプロジェクトに関わることができました。 結局、 中学時代も社会人になってからも、 答えは同じだったのです。 「頭が悪い」は思考停止の言葉 私は今でも嫌いな言葉があります。 それは、 「自分は頭が悪いから」 です。 この言葉は便利です。 挑戦しない理由になるからです。 努力しなくても済みます。 失敗しても傷つきません。 でも、その代わり人生は変わりません。 私自身が証明です。 178人中175位だった人間でも変われました。 だから私は、 人間の可能性を簡単に決めつけたくありません。 能力は固定ではない 今振り返ると、 175位だった私は、 頭が悪かったわけではありません。 ただ、 努力の仕方を知らなかっただけです。 そして何より、 自分の可能性を信じていなかっただけです。 もし今、 「自分には無理だ」 と思っていることがあるなら、一度考えてみてください。 それは本当に能力の問題でしょうか。 それとも、 まだ正しい努力を続けたことがないだけでしょうか。 人生は思っている以上に変えられます。 少なくとも、 中学2年の学期末で178人中175位だった私は、 そう信じています。

  • 人はリソースではない。人生の時間を預かるということ

    人はリソースではない。社員が会社に預けているのは、お金ではなく人生の時間である。 はじめに 私はこれまで、 ITエンジニア プロジェクトマネージャー ITコンサルタント 経営者 として働いてきた。 その中で、ずっと違和感を持ち続けてきた言葉がある。 それは、 「人的リソース」 という言葉だ。 もちろんビジネスの世界では当たり前に使われる。 私自身もプロジェクト計画や見積もりの中で使ってきた。 しかし年齢を重ねるにつれて、どうしても引っかかるようになった。 本当に人はリソースなのだろうか。 本当に社員はコマなのだろうか。 私はそうは思わない。 売上を追いかけると、人はコマになる 会社は利益を出さなければならない。 利益がなければ社員を守れない。 新しい投資もできない。 だから利益を否定するつもりは全くない。 しかし、多くの組織で起こる問題は、 利益が目的になってしまうこと だ。 すると会議で飛び交う言葉はこうなる。 稼働率を上げろ 空き要員をなくせ アサインしろ 売上を積め 原価率を下げろ どれも経営上は正しい。 しかし、それだけになると危険だ。 なぜなら、 人を見るのではなく、数字を見るようになるからだ。 そして気がつくと、 社員は仲間ではなく、 稼働率を埋めるためのリソース になってしまう。 案件があるから働くのではない 私は昔から、 経営の順番を間違えてはいけないと思っている。 多くの会社は、 「案件がある」 ↓ 「人を配置する」 という考え方になる。 しかし私は逆だと思う。 まず、 仲間がいる。 その仲間と実現したい未来がある。 その未来を実現するための手段として案件がある。 案件が先ではない。 人が先である。 もし案件が先になると、 人はただの交換可能な部品になる。 しかし人は部品ではない。 それぞれに人生がある。 夢がある。 家族がいる。 守りたいものがある。 だから私は、 案件に人を当てるのではなく、 人が活躍できる場をつくることが経営だと思っている。 社員が会社に預けているもの ここで考えてほしい。 社員は会社に何を預けているのだろうか。 お金だろうか。 違う。 スキルだろうか。 それも違う。 社員が会社に預けているもの。 それは、 人生の時間 である。 朝起きる。 通勤する。 会議をする。 考える。 資料を作る。 顧客と向き合う。 帰宅する。 この繰り返しに、 人生の大半の時間が使われる。 つまり会社とは、 社員から人生の時間を預かっている存在なのだ。 私はこの事実を軽く考えてはいけないと思う。 お金は取り戻せる。でも時間は戻らない 49年間生きてきて、 私は何度も失敗した。 病気もした。 精巣がんステージ4。 狭心症。 頚髄損傷。 ヘルニア。 人生には本当に色々なことがあった。 しかし振り返ると、 お金は何度でも取り戻せた。 仕事も変えられた。 会社も作れた。 挑戦もやり直せた。 だが、 時間だけは違う。 昨日は二度と戻らない。 10年前も戻らない。 20代も戻らない。 だから私は確信している。 時間はお金よりも価値がある。 お金を失うことはある。 しかし時間を失うということは、 人生そのものを失うことだ。 私が目指したい組織 私が理想とする組織は、 社員をリソースと呼ばない組織だ。 もちろん管理上は言葉として使うこともあるだろう。 しかし心の中までそうなってはいけない。 社員はリソースではない。 仲間である。 パートナーである。 共に未来をつくる存在である。 会社のゴールに向かって、 人生の貴重な時間を使ってくれている人たちである。 だからこそ、 経営者や管理職は常に問い続けなければならない。 この人の人生の時間を預かる価値が、私たちの組織にあるのか。 その問いを忘れた瞬間、 組織は人を幸せにする場所ではなく、 人を消費する場所になってしまう。 終わりに 私は利益を否定しない。 売上も必要だ。 成長も必要だ。 しかしそれらは目的ではなく結果だと思っている。 本来の目的は、 人が力を発揮し、 社会に価値を生み出し、 人生を豊かにすることだ。 もし会社が社員をリソースとしてしか見ていないのであれば、 その会社は人を雇っているのではない。 人の人生の時間を消費しているだけかもしれない。 私はそういう組織よりも、 仲間への感謝を忘れない組織を目指したい。 そして、 利益のために人を使う会社ではなく、人が輝いた結果として利益が生まれる会社。 そんな組織が一つでも増えれば、 働くことはもっと素晴らしいものになると思う。 時間は有限である。 だからこそ、 人をリソースとして見るのではなく、 人生の時間を共に歩む仲間として見たい。 それが、私が考える組織論である。

  • なぜ49歳になった今も、私は新しい挑戦を続けるのか

    49歳になった今も、私は新しい挑戦を続けている。人生は、挑戦をやめない限り面白い。 2026年6月13日。 私は49歳になりました。 49歳という年齢を聞くと、多くの人はどのようなイメージを持つでしょうか。 「そろそろ守りに入る年齢」「安定を求める年齢」「新しい挑戦よりも今あるものを維持する年齢」 そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。 しかし、私は今でも新しい挑戦を続けています。 むしろ、年齢を重ねるごとに挑戦したいことが増えているような気さえしています。 私は決して優秀な人間ではなかった 実は私は、中学1年生の頃、学年178人中175位という成績を取ったことがあります。 後ろから数えた方が早い順位でした。 決して勉強が得意だったわけではありません。 しかし、その後ある出来事をきっかけに猛勉強を始めました。 中学3年生の実力テストでは51位まで上がり、公立高校受験では全教科合わせても数問しか間違えなかったことを覚えています。 この時に学んだことがあります。 それは、 「今の自分が未来の自分を決めるわけではない」 ということです。 人は変われます。 そして、思っている以上に成長できます。 人生は思い通りにはいかない その後の人生も順風満帆ではありませんでした。 精巣がんStage4。 狭心症。 頚髄損傷。 ヘルニア。 若い頃には肺炎にもなりました。 何度も健康について考えさせられました。 何度も「当たり前の日常」が当たり前ではないことを実感しました。 病気や怪我を経験すると、「もっと早くやっておけばよかった」と思うことがあります。 だからこそ私は、 やりたいことは、できるうちにやるべきだ と考えるようになりました。 起業も挑戦だった 会社員として働くだけではなく、自ら会社を立ち上げたこともありました。 もちろん簡単ではありません。 売上が保証されているわけでもありません。 誰かが正解を教えてくれるわけでもありません。 それでも挑戦しました。 なぜなら、 挑戦しない後悔の方が怖かったからです。 透明サーフボードも挑戦だった 私はサーフィンが大好きです。 気が付けば28年以上、海に通い続けています。 そして今、私は透明サーフボードというプロジェクトに取り組んでいます。 正直に言えば、普通の発想ではありません。 多くの人は「なぜそんなことをするのか」と思うでしょう。 しかし、新しいものを生み出そうとするとき、多くの場合は最初から理解されるものではありません。 だからこそ挑戦する価値があります。 私はこの活動を通じて、少しでも海や地球に良い影響を与えたいと考えています。 49歳で再び会社員になった 今年、私は再び会社員になりました。 これも一つの挑戦です。 環境が変われば考え方も変わります。 価値観の違う人たちと仕事をすることで、新しい気付きもあります。 もちろん違和感を覚えることもあります。 しかし、挑戦の途中で感じる違和感は、成長の種でもあります。 私の夢 私は100歳でサーフィンをしたいと思っています。 そして150歳まで生きたいと本気で思っています。 もちろん現実的ではないと言われるかもしれません。 ですが、私は長生きそのものが目的ではありません。 私が本当にやりたいことは、 もっと世界を知ることです。 もっと多くの人に会いたい。 もっと多くの文化を知りたい。 もっと多くの景色を見たい。 もっと多くの経験をしたい。 人生で全てを経験することはできません。 しかし、 経験したことは語ることができます。 だから私は挑戦し続けます。 挑戦の先にあるもの 49歳になった今、改めて思うことがあります。 それは、 成功よりも大切なのは挑戦することではないかということです。 成功は結果です。 しかし挑戦は意思です。 結果はコントロールできません。 でも挑戦することは自分で決められます。 最後に もし100歳の私が、今の49歳の私に手紙を書くとしたら、こう言うと思います。 「まだまだお前はできる。」 「苦労しろ。」 「その先に未来はある。」 そしてもう一つ。 「人を味方にしろ。」 人生は一人では生きられません。 挑戦も一人では続けられません。 だから私はこれからも人との出会いを大切にしながら、新しい挑戦を続けていきたいと思います。 生きることは面白い。 私はこれからも、自分自身の人生でそれを証明していきます。

  • 挑戦とは、自分の物差しを壊すこと

    空から地球を俯瞰した日、世界の大きさではなく、自分の物差しの小ささに気付いた。 高所恐怖症の私が、スカイダイビングをした日 昔、高所恐怖症の私がスカイダイビングに挑戦したことがある。 サーフィンは長年やっている。 頭半を超える波に入ることもある。 もちろん怖い。 自然相手だから油断はできないし、コンディションによっては危険もある。 だから普段なら、頭半クラスの波を見ると少し身構える。 しかし、スカイダイビングはまったく別物だった。 飛行機のドアが開いた瞬間、足元には何もない。 海もない。 地面もない。 ただ空だけだった。 高所恐怖症の私にとっては、本当に恐ろしかった。 正直、飛び出す直前は人生でもトップクラスの恐怖だったと思う。 それでも飛んだ。 地球を俯瞰した瞬間 そして、その後に見た景色は今でも忘れられない。 地球が丸かった。 いや、正確には少し違う。 私はその時、初めて地球を俯瞰した。 普段、自分たちは地上で生きている。 目の前の仕事 目の前の人間関係 目の前の悩み 目の前の問題 すべてを下から見ている。 だから大きく見える。 しかし空から見ると違った。 街は小さい。 道路も小さい。 海も小さい。 人なんて見えない。 地上ではあれほど大きく感じていた世界が、小さく見えた。 その時に気付いた。 世界が変わったのではない。自分の見ている位置が変わったのだ。 翌日のサーフィンで起きた変化 翌日、サーフィンへ行った。 波は頭半くらいあった。 普段なら少し身構えるサイズだ。 しかし不思議なことに、まったく怖くなかった。 昨日、空から地球を見下ろしていた。 地球規模で物事を見た後では、頭半の波が以前ほど大きく感じなかった。 波が小さくなったわけではない。 自分が強くなったわけでもない。 ただ、 自分の中の物差しが変わったのである。 恐怖を克服したというより、 恐怖の基準そのものが変わった。 挑戦の本当の価値 今振り返ると、人生も仕事も同じだった気がする。 新しいことに挑戦するとき、人は能力を身につけようとする。 知識を増やそうとする。 経験を積もうとする。 もちろんそれも大切だ。 しかし、本当に価値があるのは別のところにある。 挑戦とは、自分の物差しを壊してくれる。 今まで大きく見えていたものが小さく見えるようになる。 今まで怖かったものが怖くなくなる。 今まで無理だと思っていたことが、意外とできそうに思えてくる。 私がこれまで挑戦してきたこと 私自身、これまで様々な挑戦をしてきた。 がんとの闘い 独立 会社経営 新規事業 AI開発 透明サーフボードの開発 どれも最初は大きな壁だった。 しかし新しい挑戦をするたびに、それまでの壁は少しずつ小さくなっていった。 その度に、自分の物差しが更新されてきたのだと思う。 今の私の挑戦 最近は別の種類の挑戦をしている。 以前の私は、自分で決めて、自分で進めることが多かった。 だから、 「こうした方がいい」 「こちらの方が効率的だ」 と思えば、そのまま進めることができた。 しかし今は違う。 お客様がいる。 組織がある。 歴史がある。 それぞれに事情がある。 自分が正しいと思うことを伝えるだけでは前に進まない。 相手の立場を理解し、 相手の景色を見て、 相手の物差しを理解しながら進めることが求められる。 これは決して誰かが悪いという話ではない。 むしろ今までの私に足りなかった視点なのかもしれない。 スカイダイビングで地球を俯瞰したように、 今は人や組織を俯瞰して見ることを学んでいる。 次の挑戦は何だろう そして考える。 次の挑戦は何だろう。 スカイダイビングのような挑戦かもしれない。 透明サーフボードを世界へ届けることかもしれない。 AIで誰かの人生の時間を増やすことかもしれない。 まだ分からない。 でも一つだけ分かっている。 人生を変えてくれたのは、いつも挑戦だった。 挑戦とは、何かを手に入れることではない。 挑戦とは、 自分の物差しを壊すことだ。 そして物差しが変わると、見える世界も変わる。 私はまた、次の景色を見てみたいと思う。

  • サーフィンが上達した理由。技術ではなく「恐怖」だった。

    責任が増えるほど、人は無意識に挑戦を避ける。サーフィンを通じて見えた「恐怖と成長」の関係。 最近、自分でも不思議に思っていることがある。 サーフィンが上達している。 しかも、海に入る回数は昔より圧倒的に減っている。 最近は基本的に週末だけ。 土日のどちらか、もしくは両日入ったとしても1ラウンドずつ程度だ。 昔の方が海に入る回数は多かった。 それなのに、最近の方が良いライディングが増えている。 先日も、レギュラーでもグーフィーでも気持ちよくリップができた。 もちろん、プロから見れば大したことではない。 それでも25年以上サーフィンを続けている自分自身が、 「今の方が良いサーフィンをしている」 と感じる瞬間が増えている。 なぜだろう。 そう考えたとき、答えは技術ではなく、心の状態にある気がした。 経営者時代の見えないブレーキ 私は約12年間、一人で会社を経営してきた。 社員はいなかった。 だから「従業員に迷惑がかかる」という責任ではない。 しかし、別の責任は常に背負っていた。 自分が倒れたら売上が止まる。 自分が怪我をしたら仕事が止まる。 自分が働けなくなれば顧客に迷惑がかかる。 当然、家族にも影響する。 一人社長というのは自由に見えるが、実際には会社そのものが自分自身でもある。 だから無意識のうちに、 「絶対に怪我をしてはいけない」 という考えが常に頭のどこかにあった。 もちろん、それは間違いではない。 経営者として必要な責任感だったと思う。 ただ、その責任感がサーフィンにおいては見えないブレーキになっていたのかもしれない。 攻めることをやめていた サーフィンは不思議なスポーツだ。 上達するためには挑戦しなければならない。 少し遅いテイクオフ。 少し深いポジション。 少し強いターン。 少し大きな波。 少し難しいセクション。 そこに挑戦しなければ上手くならない。 しかし怪我を恐れると、人は無意識に安全な選択をする。 失敗しないラインを選ぶ。 無理をしない。 危険そうならやめる。 それ自体は悪いことではない。 だが、その積み重ねによって挑戦する回数が減っていく。 今振り返ると、私はサーフィンを楽しんでいたつもりで、実はどこかで守りのサーフィンをしていたのかもしれない。 立場が変わると波の見え方も変わる 最近は立場が変わった。 責任がなくなったわけではない。 むしろ年齢も重ねているし、今でも仕事はしている。 ただ、以前と比べると精神的な余白は確実に増えた。 すると不思議なことが起きた。 波に対して攻められるようになったのである。 以前なら見送っていた波に乗る。 以前なら躊躇していたポジションに入る。 以前ならやらなかった動きを試してみる。 結果として失敗も増える。 しかし成功も増える。 そして気づけば、海に入る回数が減っているにもかかわらず、以前より上達している感覚がある。 恐怖は人の成長を止める これはサーフィンだけの話ではないと思う。 仕事も同じだ。 多くの企業は技術や人材が足りないのではない。 失敗への恐怖や責任への不安によって、 自ら挑戦することをやめてしまっている。 続きは会員限定ブログへ。

  • プライドを守る人ほど、人生が不自由になる。

    人生を不自由にしているのは、環境ではない。もしかすると、自分自身が握りしめているプライドなのかもしれない。 私はこれまで、多くの経営者や管理職、コンサルタント、エンジニアを見てきた。 そして最近、改めて思うことがある。 人は意外と、 能力や経験で成長が止まるのではない。 プライドで成長が止まる。 ということだ。 もちろん、私自身も例外ではない。 長年会社を経営していると、 自分はこう考える こうあるべきだ という価値観が強くなる。 実績が増えれば増えるほど、その傾向は強くなる。 しかし、それが正しいとは限らない。 むしろ危険な場合もある。 なぜなら、 プライドは判断を曇らせるからだ。 プライドが成長を止める瞬間 プライドが強くなると、 間違いを認められなくなる 知らないと言えなくなる 人に教わることができなくなる 年下から学べなくなる 環境の変化を受け入れられなくなる そして最終的には、 「目的」よりも「自分が正しいこと」を優先するようになる。 ここが危険だ。 会員限定記事のご案内 ここまでは「プライドが危険な理由」についてお話ししました。 会員限定記事ではさらに、 ✅ なぜ成功者ほどプライドに苦しむのか ✅ 経営者・管理職が陥りやすい思考の罠 ✅ 私自身が実践している「プライドを手放す質問」 について詳しく解説しています。 👉 続きを読みたい方はこちら

  • コンサルタントとは何だろう?──最近、改めて考えるようになったこと

    コンサルタントとは、答えを持つ人ではなく、成功する確率を高める人なのかもしれない。 最近、コンサルタントとは何なのだろう。 そんなことを改めて考える機会が増えました。 IT業界に入って20年以上。 会社経営も経験し、今は組織の一員として働いています。 立場が変わると、見える景色も変わります。 そして最近、 「自分はどんなコンサルタントになりたいのか」 を考えることが増えました。 若い頃の私は、 技術があれば価値を出せると思っていました。 良いシステムを作れば喜ばれると思っていました。 でも現実はそう単純ではありませんでした。 どれだけ優秀な技術者がいても失敗するプロジェクトはあります。 どれだけ予算があっても失敗するプロジェクトはあります。 どれだけ経験豊富なメンバーが揃っていても失敗するプロジェクトはあります。 逆に、 完璧ではないチームでもうまくいくプロジェクトがあります。 この違いは何なのだろう。 そんなことを何度も考えてきました。 そして最近、少しずつ見えてきたことがあります。 それは、 プロジェクトの成功は、技術だけで決まるわけではない。 ということです。 ・顧客との関係性 ・チームの関係性 ・役割と責任の整理 ・意思決定の仕組み ・進め方の設計 ・関係者全員が同じ方向を向いているか こういったものが、想像以上に重要なのだと感じています。 だから最近は、 コンサルタントとは何かを作る人というより、成功する確率を上げる人なのではないか。 そんな風に考えるようになりました。 もちろん私はまだまだ未熟です。 今でも判断を迷います。 もっと良いやり方があったのではないかと反省することもあります。 だからこれは答えではなく、 今の私なりの気づきです。 その中で一つだけ、 以前より強く感じることがあります。 それは、 顧客の言うことをそのまま聞くことが、必ずしも顧客のためになるとは限らない。 ということです。 上司に対しても同じです。 会社に対しても同じです。 ベンダーに対しても同じです。 相手に合わせることは大切です。 しかし、 迎合することと、寄り添うことは違う。 最近はそう感じています。 本当に相手のことを考えるなら、 時には言いにくいことを伝えなければいけない場面があります。 この進め方にはリスクがあります このスケジュールは厳しいと思います この体制では苦しくなるかもしれません そんなことを伝える勇気も必要なのだと思います。 ただ、それは相手を否定するためではありません。 成功してほしいからです。 より良い結果になってほしいからです。 だから最近は、 相手の期待に応えることよりも、相手を成功に近づけることの方が大切なのではないか。 そう思うようになりました。 👉 続きを読む(会員限定) ここから先は、 私が20年以上の現場経験や会社経営を通じて見てきた、 なぜ迎合型のコンサルタントが増えるのか 顧客のためを思って反対意見を伝える難しさ 「成功確率を上げる人」と「言われたことをやる人」の違い 私が最近かっこいいと思うコンサルタント像 について、もう少し深く書いてみたいと思います。

  • 🎓 連載 最終章 第12章:「1人で会社を自動化」する設計力

    学んだ技術は、バラバラの知識ではない。つながった瞬間、あなただけの業務システムになる。 ついに、最終章です。 第1章では、キーボード操作や拡張子から始めました。 第2章では、入力を速くする方法を学びました。 第3章では、ファイル管理を整えました。 第4章では、クリック作業を減らしました。 第5章では、ExcelやVBAに触れました。 第6章では、Googleフォーム・スプレッドシート・Gmailをつなげました。 第7章では、ブラウザ上に自作ボタンを作りました。 第8章では、HTML/CSSで自分のページを作りました。 第9章では、JavaScriptで画面を動かしました。 第10章では、APIで外部サービスとつながりました。 第11章では、LINEやGmailを自動で動かしました。 そして第12章では、 今まで学んだものを全部つなげて、 「自分用の業務システム」にする という最終段階に進みます。 📝 連載について このブログは、 「プログラミングの楽しさ × Windows PC × 無料でできる実用スキル」 をテーマに、 今日から使えることだけ を届ける連載です。 📘 連載プラン:Windows1台 × 無料 × プログラミング的思考 〜全12章で「自分のPCを使いこなせる人」に進化する〜 章 タイトル ゴール 難易度 第1章 あなたは本当にPCを使えているか? キーボード&拡張子で“使いこなし”の第一歩 ★ 第2章 時短キーボード術で人生が変わる Ctrl系・辞書登録・入力爆速化 ★ 第3章 ファイル管理のコツだけで仕事が早くなる 整理術・自動リネーム・階層構成 ★ 第4章 クリック地獄からの脱出(バッチ&AHK) ボタン1つで作業を終わらせる ★〜★★ 第5章 Excel/VBAの超基本と裏技 Excelで請求書、関数、VBAの感動体験 ★〜★★ 第6章 Googleだけで会社が回る(GAS入門) スプレッド+Gmail+フォームの自動化 ★★ 第7章 ブラウザがあなたのツールになる(ブックマークレット) Web画面上の操作を自作ボタンで ★ 第8章 HTML/CSSで自分ページを持つ 自己紹介ページをメモ帳で作成 ★★ 第9章 JavaScriptと会話してみよう 動くボタン・判定処理の楽しさ ★★ 第10章 APIとつながる体験(ChatGPT/天気) 外部情報を取り込む力 ★★★ 第11章 LINEやGmailが“勝手に動く”世界 自分の代わりにBotが動く仕組み ★★★ 第12章 「1人で会社を自動化」する設計力 全ツール連携+自分用業務システム化 ★★★★ 🔍 今日のテーマ 全ツール連携+自分用業務システム化です。 ここまで学んだ内容は、1つ1つを見ると小さな技術に見えるかもしれません。 でも、実はそれぞれが部品です。 HTMLは画面を作る部品。 CSSは見た目を整える部品。 JavaScriptは動きを作る部品。 Excelは表で情報を扱う部品。 Googleフォームは入力を集める部品。 スプレッドシートはデータを蓄積する部品。 GASは自動処理する部品。 Gmailは連絡する部品。 LINEはすぐに知らせる部品。 APIは外部サービスとつながる部品。 これらを組み合わせると、 ただの便利ツールではなく、 1つの業務システムになります。 🧩 たとえば、問い合わせ管理システムを作るなら お客様がフォームに入力する。 その内容がスプレッドシートに保存される。 GASが自動で起動する。 問い合わせ内容を判定する。 必要な人にGmailで通知する。 急ぎの場合はLINEにも通知する。 対応状況をスプレッドシートで管理する。 返信テンプレートを自動作成する。 対応完了日を記録する。 月末に件数を集計する。 これだけで、立派な問い合わせ管理システムです。 しかも、ここに出てくる技術は、すべてこの連載で触れてきたものです。 🧩 たとえば、簡単な顧客管理システムを作るなら フォームから顧客情報を登録する。 スプレッドシートに一覧化する。 メールアドレスをキーにして重複を防ぐ。 購入日や問い合わせ日を記録する。 Gmailでお礼メールを送る。 一定期間が経ったらフォローメールを送る。 必要に応じてLINEやメールで自分に通知する。 売上金額をExcelやスプレッドシートで集計する。 これも、特別な大企業向けシステムではありません。 Windows PCと無料ツールだけでも、小さく始めることができます。 🧩 たとえば、音声メモAIを作るなら ブラウザで音声を入力する。 JavaScriptで文字起こしする。 APIを使ってAIに文章を送る。 AIが要約を返す。 要約結果を画面に表示する。 必要ならスプレッドシートに保存する。 Gmailで共有する。 後から検索できるようにする。 ここまで来ると、もはや単なるメモではありません。 自分専用の仕事支援ツールです。 🧩 たとえば、受注管理システムを作るなら 商品ページから注文を受ける。 フォームで氏名・住所・電話番号を入力してもらう。 決済情報と注文情報を紐づける。 スプレッドシートに受注内容を記録する。 顧客にお礼メールを送る。 製造側に通知する。 納期を入力してもらう。 納期連絡メールを送る。 商品完成後に完成連絡を送る。 請求書や納品書を作る。 これも、1つ1つ分解すれば、 入力 保存 判定 通知 記録 集計 という基本動作の組み合わせです。 つまり、難しそうに見える業務システムも、分解すればこの連載で学んだ内容の延長線上にあります。 💡 大切なのは、全部を一気に作らないこと 自分用の業務システムを作ると聞くと、難しく感じるかもしれません。 でも、最初から全部を作る必要はありません。 まずは、1つでいいのです。 毎回手で送っているメールを自動化する。 毎回コピーしている内容を自動転記する。 毎月作っている集計表を自動作成する。 よく使う文章をボタン1つで作る。 フォームの入力内容を自動で整理する。 このような小さな改善から始めれば十分です。 小さな自動化が1つできる。 次に、もう1つつなげる。 さらに、もう1つつなげる。 その積み重ねが、最終的に自分用の業務システムになります。 🧠 プログラミングは、仕事を整理する力 この連載で伝えたかったのは、プログラミングの細かい文法だけではありません。 もちろん、HTMLやJavaScriptやGASの知識は役に立ちます。 でも、それ以上に大事なのは、 仕事の流れを分解する力 です。 この作業は、どこから始まっているのか。 誰が入力しているのか。 どこに保存しているのか。 誰に通知しているのか。 どこで確認しているのか。 どこでミスが起きているのか。 どこが毎回同じなのか。 これを考えることが、システム化の第一歩です。 🏢 1人でも、仕組みは作れる 私は、1人で会社を経営してきました。 1人だからこそ、何でも自分でやらなければならない場面が多くあります。 顧客管理。 メール配信。 売上管理。 問い合わせ対応。 Webサイト更新。 予約管理。 診断ツール。 音声メモAI。 受注管理。 納期管理。 これらをすべて手作業でやっていたら、とても時間が足りません。 だからこそ、少しずつ仕組み化してきました。 最初から完璧なシステムを作ったわけではありません。 必要になったものを、1つずつ作ってきただけです。 この連載で紹介してきた内容も、同じです。 いきなり大きなシステムを作るためではなく、 目の前の面倒な作業を、少しずつ減らすための技術です。 🚀 最終章で伝えたいこと プログラミングは、エンジニアになるためだけのものではありません。 自分の仕事を楽にするため。 自分の時間を守るため。 ミスを減らすため。 繰り返し作業から離れるため。 自分の頭で考えた仕組みを形にするため。 そのための道具です。 そして、Windows PCが1台あれば、無料でもかなりのことができます。 完璧でなくていい。 小さくていい。 不格好でもいい。 まずは、自分の仕事の中にある 「これ、毎回やっているな」 を見つけてください。 そこが、自動化の入口です。 🎉 全12章、お疲れさまでした この連載は、 「プログラミングの楽しさ × Windows PC × 無料でできる実用スキル」 をテーマに進めてきました。 最初は、PCの使い方から始まりました。 でも最後は、 自分の仕事を自分でシステム化する ところまで来ました。 もし、この連載を通じて、 「プログラミングって、意外と自分にも関係あるかもしれない」 「少しだけ、自分でも作ってみたい」 と思ってもらえたなら、それだけで十分です。 プログラミングは、特別な人だけのものではありません。 自分の時間を取り戻すための、身近な道具です。 ぜひ、あなた自身の仕事に合わせた、 自分専用の業務システム を作ってみてください。 そこから、仕事の見え方が変わります。 📚 過去の連載もぜひご覧ください 今回で全12章の連載は終了となります。 ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。 もし途中の内容をもう一度振り返りたい方や、これから学習を始める方は、ぜひ過去の記事もご覧ください。 本連載以外にも、 ・仕事の効率化 ・業務改善とDX ・AI活用 ・プログラミング学習 ・時間の使い方 ・人生や仕事に対する考え方 など、実体験をもとにした記事を毎週発信しています。 過去の記事一覧はこちらからご覧いただけます。 👉 株式会社ラフティ公式ブログ一覧 あなたの仕事や人生を少しでも豊かにするヒントが見つかれば幸いです。 また別の記事でお会いしましょう。 株式会社ラフティ 創業者特別顧問 奥村 哲次

  • 経営と組織では、“責任の種類”がまったく違う。

    自由を得る代わりに、常時責任を背負う人生。 経営と組織では、“責任の種類”そのものが違っていた。 「経営者は自由でいいですよね。」 会社経営をしていた頃、何度も言われた言葉です。 確かに、表面的にはそう見える部分があります。 平日に動ける 働く場所を選べる 休みも自分で決められる リモートも自分の判断次第 しかし、その“自由”の裏側には、別の責任が存在しています。 それが、 「24時間365日、頭から離れない責任」 です。 これは、勤務時間中だけ責任を持つ感覚とは、少し違います。 たとえば休日。 たとえばサーフィン中。 たとえば夜寝る前。 身体は休んでいても、頭のどこかでは、 来月の売上 事業継続 固定費 将来投資 判断ミスの影響 顧客との関係 キャッシュ 新規案件 会社の未来 を考え続けています。 特に、一人経営に近い状態で長く会社を運営していると、 その感覚はさらに強くなる。 つまり、 「自由の代わりに、常時責任状態になる」 ということです。 そして最近、組織側で働く立場になって、非常に面白い変化を感じています。 それは、 「責任がなくなった」のではなく、 “責任の種類が変わった” ということです。 もちろん、組織にも責任はあります。 成果責任 役割責任 チーム責任 ただ、経営側と決定的に違うのは、 「会社そのものを背負う責任」ではない という点です。 ここは実際に両方経験しないと、なかなか言語化しづらい部分かもしれません。 さらに、もう一つ気づいたことがあります。 それは、 「経営視点は、一度身につくと消えない」 ということです。 これは役職の話ではありません。 たとえば、 なぜこの判断をするのか なぜこの進め方なのか この構造は利益を生むのか この設計は持続可能なのか この業務は誰のためなのか その運用コストは将来どうなるのか こういった視点で、自然と物事を見るようになります。 つまり、 “作業”ではなく、“構造”で見る癖がつく。 これはおそらく、 長く経営をやった人間特有の感覚なのだと思います。 だからこそ逆に、組織側に入った今でも、 「どうすれば会社全体として良くなるのか」 を考えてしまう。 これは意識しているというより、半分クセに近い感覚です。 ▼ここから先は会員向けでさらに深掘りしています この先では、 なぜ経営者は“頭が完全には休まらない”のか 組織に入って初めて感じた「時間拘束ストレス」 “自由”と“安定”はなぜ両立しづらいのか 経営と組織、どちらが幸せなのか 「平日サーフィン」と「満員電車」の心理的差 なぜ経営経験者は、組織に入っても“経営視点”が抜けないのか について、さらに本音で書いています。 続きはこちら👇 (月額220円|コンビニのおにぎり1個分で読めます) Laughtey Blog Membership 【会員向け続き】

  • 「“やる前に潰される人”と“やりながら勝つ人”の決定的な違い」

    正しいのに進まない。その理由は「能力」ではなく「進め方」にある。 「それ、本当に実現できるんですか?」 新しいことをやろうとしたとき、 この一言で止まるプロジェクトを、何度も見てきました。 一方で、 「とりあえずやってみよう」 この一言で進み、結果を出していくケースもある。 この違いは何なのか。 能力なのか。経験なのか。 ──違います。 ■違いは「進め方の構造」 これは性格の問題でも、 文化論でもなく、 もっとシンプルに言うと、 👉 どう進めるかの設計の違い です。 この差は、ITの世界で言われる ウォーターフォール開発 アジャイル開発 この違いにかなり近い。 ■やる前に潰される構造(ウォーターフォール思考) 最初に全て決める リスクを潰してから進む 正しいと証明してから動く 一見、正しい。 でも前提があります。 👉 未来が予測できること 現実は違います。 市場も、顧客も、技術も、すべて動く。 つまり、 👉 ほとんどの仕事は不確実 この状態で「全部決めよう」とすると、 不安が増える リスクが膨らむ 判断が止まる 結果、 👉 やる前に潰れる ■やりながら勝つ構造(アジャイル思考) まず小さくやる 動きながら修正する 現実に合わせる 前提はこれです。 👉 未来は分からない だから、 👉 やって学ぶ ここまでなら、よくある話です。 ■でも、ここで一つ問題がある 私はずっとこの「やりながら勝つ」側の思考でやってきました。 実際に、一人で会社をやっていたときは、 このやり方で結果を出せていました。 でも、組織に入ったとき、 同じやり方が通用しないと気づいています。 ■私の失敗 正直に言うと、 👉 根回しが足りなかった 👉 協力者を増やせていなかった 自分としては合理的でした。 不確実だから小さくやる やってから修正する でも周りから見ると違った。 「説明が足りない」 「リスクを軽く見ている」 「勝手に進めている」 結果として、 👉 協力者が減る 👉 孤立する 👉 正しいのに進まない これが現実でした。 この先では、 ・具体的な根回しのやり方(誰に・何を・どの順番で) ・協力者を増やすための会話設計 ・実際のプロジェクトで通すための実践フロー を、実務レベルで解説しています。 👉 続きは会員限定で公開しています

  • セキュリティをシステムで守ろうとする会社は、必ず破綻する

    — 倫理・運用・技術を分けて考えられない企業の末路 — セキュリティは「止めるもの」ではない。 設計を間違えた瞬間、DXは静かに止まる。 「セキュリティを強化する」 この言葉ほど、曖昧で、そして誤解されているものはない。 多くの企業は、こう考えています。 システムを固くすれば安全になる 制御を増やせばリスクは減る ルールを増やせば事故は防げる でも現実はどうか。 現場は止まり、DXは進まず、そして裏ではルールが破られる。 なぜこうなるのか。 理由はシンプルです。 セキュリティの定義を間違えているからです。 セキュリティとは何か まずここを外すと、すべてがズレます。 セキュリティとは、 「守るべき価値を、適切な手段で守るための仕組み」 です。 ポイントは2つあります。 何を守るのか(対象) どう守るのか(手段) この2つを分けて考えない限り、設計は成立しません。 セキュリティは3層構造で考えるべき ここが今回の本質です。 セキュリティは、単一ではありません。 最低でも3つに分解する必要があります。 ① 倫理・理念レイヤー(Why) ここが最上位です。 この会社は何を守るのか どこまでを許容するのか 社会に対してどうあるべきか 例えば、 個人情報は絶対に外部に出さない 顧客の信頼を最優先する 短期利益より長期信用を取る これはシステムではなく、人間の判断領域です。 ② 運用レイヤー(How / Human) 次に運用です。 誰がどのデータにアクセスできるか どういうプロセスで利用するか 例外時の判断は誰がするか ここは、 ルールと教育で担保する領域です。 ③ 技術レイヤー(How / System) 最後にシステムです。 アクセス制御 ログ管理 データマスキング 暗号化 これはあくまで、 「運用と理念を補助するもの」 です。 なぜシステムだけで守ろうとすると破綻するのか ここが一番重要です。 多くの企業はこう考えます。 「人はミスするから、全部システムで制御しよう」 一見正しいように見えます。 でもこれは、構造的に破綻します。 理由①:例外を処理できない 現実の業務には必ず例外があります。 緊急対応 顧客対応 特殊案件 これをすべてシステムに落とし込むことは不可能です。 結果どうなるか。 → 現場が抜け道を探す 理由②:現場の生産性が死ぬ 制御を強くすればするほど、 作業が遅くなる 思考が止まる 工夫が消える これはDXと真逆です。 理由③:責任の所在が消える 全部システムで制御すると、 「システムがOKだからやった」 という状態になります。 でも本来は違う。 判断責任は人間にあります。 ここまで読んでいただきありがとうございます。 ここまでで、「なぜセキュリティとDXが対立してしまうのか」は見えてきたと思います。 ただし、本当に重要なのはここからです。 どこまでを人に任せるのか どこまでをシステムに任せるのか 倫理・運用・技術をどう分離して設計するのか この“設計”を誤ると、セキュリティもDXも、どちらも機能しなくなります。 この先は、実務で使えるレベルまで落とし込んだ内容になるため、会員限定とさせていただきます。 👉 続きを読む(会員限定)

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