コンサルタントとは何だろう?──最近、改めて考えるようになったこと
- 奧村 哲次

- 2 日前
- 読了時間: 5分

最近、コンサルタントとは何なのだろう。
そんなことを改めて考える機会が増えました。
IT業界に入って20年以上。
会社経営も経験し、今は組織の一員として働いています。
立場が変わると、見える景色も変わります。
そして最近、
「自分はどんなコンサルタントになりたいのか」
を考えることが増えました。
若い頃の私は、
技術があれば価値を出せると思っていました。
良いシステムを作れば喜ばれると思っていました。
でも現実はそう単純ではありませんでした。
どれだけ優秀な技術者がいても失敗するプロジェクトはあります。
どれだけ予算があっても失敗するプロジェクトはあります。
どれだけ経験豊富なメンバーが揃っていても失敗するプロジェクトはあります。
逆に、
完璧ではないチームでもうまくいくプロジェクトがあります。
この違いは何なのだろう。
そんなことを何度も考えてきました。
そして最近、少しずつ見えてきたことがあります。
それは、
プロジェクトの成功は、技術だけで決まるわけではない。
ということです。
・顧客との関係性
・チームの関係性
・役割と責任の整理
・意思決定の仕組み
・進め方の設計
・関係者全員が同じ方向を向いているか
こういったものが、想像以上に重要なのだと感じています。
だから最近は、
コンサルタントとは何かを作る人というより、成功する確率を上げる人なのではないか。
そんな風に考えるようになりました。
もちろん私はまだまだ未熟です。
今でも判断を迷います。
もっと良いやり方があったのではないかと反省することもあります。
だからこれは答えではなく、
今の私なりの気づきです。
その中で一つだけ、
以前より強く感じることがあります。
それは、
顧客の言うことをそのまま聞くことが、必ずしも顧客のためになるとは限らない。
ということです。
上司に対しても同じです。
会社に対しても同じです。
ベンダーに対しても同じです。
相手に合わせることは大切です。
しかし、
迎合することと、寄り添うことは違う。
最近はそう感じています。
本当に相手のことを考えるなら、
時には言いにくいことを伝えなければいけない場面があります。
この進め方にはリスクがあります
このスケジュールは厳しいと思います
この体制では苦しくなるかもしれません
そんなことを伝える勇気も必要なのだと思います。
ただ、それは相手を否定するためではありません。
成功してほしいからです。
より良い結果になってほしいからです。
だから最近は、
相手の期待に応えることよりも、相手を成功に近づけることの方が大切なのではないか。
そう思うようになりました。
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私が20年以上の現場経験や会社経営を通じて見てきた、
なぜ迎合型のコンサルタントが増えるのか
顧客のためを思って反対意見を伝える難しさ
「成功確率を上げる人」と「言われたことをやる人」の違い
私が最近かっこいいと思うコンサルタント像
について、もう少し深く書いてみたいと思います。


